eラーニングについて

eラーニングとは、おもにインターネットを利用しオンライン上で行われる学習形態のことです。

その歴史と現在の動向

 その歴史は、eラーニングは1950年代に登場した「CAI(Computer Aided InstructionもしくはComputer Assisted Instruction)」を継起として、今日まで発展してきたものです。
2000年代には、CBT(Computer-Based Training)、WBT(Web-Based Training)から「eラーニング」という言葉が誕生しました。現在、日本においては、既にさまざまな大学で積極的に導入されており、主に使用される学習管理システム(LMS:Learning Management System)はMoodleが多いようです。

 eラーニングで授業画面を介してコミュニケーションを図るため、モチベーションアップが課題となり次のようなことが工夫されてきました。

  • 興味を持たせる動画教材の作成
  • できるだけ質問がでないようなゴール設定と構成
  • 課題動画に対してフィードバックするための解答を準備
  • 余裕を持たせた受講期間
  • モチベーション維持のためのヘルプ=チューター


 しかし、
トレーニングには使い勝手の良いeラーニングでも、チューターを常駐させないとなかなか学習効果を得ることが難しいことから、集合型で行われる講義(集合研修・対面授業)とオンライン上で行われる学習(eラーニング)のそれぞれの利点を活かし、融合させた学習スタイル「ブレンデッド・ラーニング」が生まれました。
2013年からは、授業・講義を事前に視聴して知識習得を済ませ、実際の教室では予習で得た知識を確認したり問題に取り組んだりする学習スタイル「反転学習」の取り組みが始まりました。

 また、今では「アクティブ・ラーニング」という学習者の能動的な参加を取り入れた学習スタイルへシフトしており、講師による一方向的な講義や知識詰め込み型の受動的な教育ではなく、問題解決学習や調査学習、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションなどを積極的に取り込み、単なる知識獲得を超えた能力の育成を図ります。 ここでも これまで発展してきたeラーニングの動画教材、受講者へのフィードバックとフォローを活用し、それらに加えることで1つの授業を構築するものになっています。

 eラーニングを使った学習法や使用する媒体は、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器の浸透によることもあり、年々多様化しています。多忙な受講者には集中力が途切れないように短時間で少ない学習量を、モバイル機器などを使って手軽に学習する「マイクロ・ラーニング」という学習効率をあげる新しいスタイルも提供されてきています。

 このようにeラーニングを利用した学習方法も進化していくでしょう。導入検討の際には最新情報をフォローしていく、導入後も時代に合わせたコンテンツの見直しや学習者の学習履歴を分析して再構築する必要があると思います。